メール作成する度に、毎回「署名」を入力するのは大変ですよね。

Thunderbird では、「署名の設定」をすれば、メール作成時に自動でメール末尾に「名前」や「電話番号」などの署名が入力されます。

でも、単純に署名を設定しただけでは、転送時には署名が付かなかったり、返信時の署名の位置がおかしかったり、〝少し使い勝手の悪い”部分があります。

そこで、今回は「署名を入れる方法」と「署名を使いやすくする方法」をご紹介します。

1.署名を入れる方法

1-1.通常の署名

ここで設定する署名は、「HTML 形式」と「プレーンテキスト形式」のメールのどちらでも使用できます。

① 署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

② 表示されたウィンドウの右側の「署名編集」に、名前や電話番号、会社名などの〝署名として設定したい情報”を入力し、「OK」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

③ そして、メールを作成すると、自動で「署名」が入力されます。

  • Thunderbird 署名
署名の頭にハイフン2つ「- -」が頭に付くのは、バグではなく、「それ以降を署名とみなします」という元々の仕様です。どうしてもハイフンを消したい場合は、設定エディタで設定を書き換える必要があります。書き換え方法は、こちらのサイト「Thunderbird の署名のハイフン区切りを消す方法について」の方法を参考にしてください。
署名部分がグレー文字になるのも仕様です。本文と同じ文字色などに変更したい方は本記事内の「署名の色を変える」を参考にしてください。

1-2.HTML形式の署名

HTML タグを使って、「HTML 形式の署名」を設定することも出来ます。サイズなど、署名の文字をデザインしたい方はこちらで設定しましょう。

ここで設定する署名は HTML 形式のメールでしか正しく表示されません。プレーンテキスト形式のメールにHTML 形式の署名を使用すると、テキスト書体やサイズなどのマークアップが無視されます。

① 署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

② 表示されたアカウント設定ウィンドウ右側の「署名編集」に、名前や電話番号などの〝署名として設定したい情報”を HTMLタグ を使って入力し、

  • Thunderbird 署名

HTML 形式で記述する」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

③ そして、メールを作成すると、このように「HTML でデザインされた署名」が自動で入力されます。

Thunderbird 署名

1-3.ファイルから署名を挿入する

署名が含まれた「ファイル」を選択することもできます。

HTML 形式で書かれた署名ファイルや画像ファイルを指定した場合は、HTML 形式のメールでしか正しく表示されません。ファイルは、プレーンテキストまたは HTML 形式で書かれたテキストファイル、または画像ファイル (JPEG または PNG 形式) を選択できます。ただし、画像ファイルを署名として指定した場合は、HTML 形式のメールでしか使用できません。

① あらかじめ、「メモ帳」などのテキストエディタを開き、〝署名として設定したい情報”を入力して、任意の場所に保存していきます。

名前は、「署名.txt」などお好きなもので OK です。

Thunderbird 署名

② 署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

  • Thunderbird 署名
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③ 表示された画面の右側の「ファイルから署名を挿入する」にチェックを入れて、「参照」をクリックします。

  • Thunderbird 署名
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④ 先ほど保存した「ファイル」をダブルクリックで選択します。

  • Thunderbird 署名
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⑤ そして、「OK」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

⑥ そして、メールを作成すると、テキストエディタに入力した情報が署名として自動で入力されます。

  • Thunderbird 署名


  • ⑥ そして、メールを作成すると、テキストエディタに入力した情報が「署名」
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  • 自動で入力されます。
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1-4.署名に画像を入れる

署名に会社のロゴや、顔写真を入れたい場合は、以下の手順で設定しましょう。

① まず、HTML 形式でメールを新規作成し、署名として設定したい情報を入力します。
※ インストール時から設定を変更していなければ自動的に HTML 形式でメールが作成されます。

  • Thunderbird 署名

② 画像を入れたい場所にカーソルを置いて、

  • Thunderbird 署名

「挿入」→「画像」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

③ 表示されたウィンドウで、「ファイルを選択」をクリックして、

Thunderbird 署名

署名に入れたい画像ダブルクリックで選択します。

  • Thunderbird 署名

そして、「OK」をクリックします。

Thunderbird 署名

すると、画像挿入されました。

  • Thunderbird 署名
挿入後でも画像をドラッグして位置を移動出来ます。


④ 次に、「ファイル」→「選択して保存」→「ファイル」を選択し、

  • Thunderbird 署名

適当な場所に適当な名前で保存します。※ 拡張子は .html のままにしてください。

  • Thunderbird 署名

⑤ 作成したメールは〝保存せずに”閉じます。

  • Thunderbird 署名

⑥ 署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

⑦ 「ファイルから署名を挿入する」にチェックを入れて、「参照」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

⑧ 先ほど作成した「メール」をダブルクリックで選択し、

  • Thunderbird 署名

OK」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

⑨ そして、メールを作成すると、「画像付きの署名」が自動で入力されます。

Thunderbird 署名

2.署名を使いやすくする方法

単純に署名を設定しただけでは、転送時には署名が付かなかったり、返信時の署名の位置がおかしかったり、少し使い勝手の悪い部分があるので、必要な方は以下を参考に設定しましょう。

2-1.署名の色を変える

Thunderbird では、署名部分の文字色グレーになる仕様になっています。そのため、本文の文字色と同じ黒に変更したい方は、以下の手順で変更してください。

以下の方法は HTML 形式で記述する為、HTML 形式のメッセージでしか正しく表示されません。プレーンテキスト形式のメッセージに HTML 形式の署名を使用した場合は、テキストの書体やサイズなどのマークアップが無視されます。

① 署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

② 入力されている署名を  <font color=”#000000″>  と  </font>  で挟み、

  • Thunderbird 署名
上記の「000000」の部分にカラーコードを入力し、色を指定します。本文と同じ黒の場合は「000000」ですが、他の色にしたい場合は「HTML 色見本」などを参考に、該当のカラーコードを入力してください。

HTML 形式で記述する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

※ 通常の署名と違って、HTML 形式で改行する場合は、改行箇所に <br>タグ を記述する必要があります。

Thunderbird 署名

③ そして、メールを作成すると、本文の文字色と同じ色で署名が入力されます。

Thunderbird 署名

2-2.署名の位置を変える

Thunderbird の署名の初期設定ではメールを返信すると、下図のように、署名が自分のメッセージのすぐ下ではなく、相手の引用メッセージの下に入力されてしまいます。

  • Thunderbird 署名

この形式が、不自然と感じる方もいると思います。

実は、Thunderbird には、「自分のメッセージのすぐ下」に署名を入力する簡単な設定項目があります。

① まず、署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

② 次に、左側から「編集とアドレス入力」を選択し、「署名を挿入する位置」から「返信部の下(引用部の上)」を選択し、

  • Thunderbird 署名

OK」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

③ すると、このように常に「自分のメッセージの下」に自分の署名が自動で入力されるようになります。

  • Thunderbird 署名

2-3.転送時にも署名を入れる

Thunderbird では、署名の設定をしていても、メールの転送時には署名が入力されません。

これも、簡単な設定で、転送時にも署名が自動入力されるようになります。

① まず、署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

② 次に、左側から「編集とアドレス入力」を選択し、「転送メッセージに自分の署名を挿入する」にチェックを入れ、

  • Thunderbird 署名

OK」をクリックします。

  • Thunderbird 署名

③ すると、このように「転送時」も署名が自動で入力されます。

  • Thunderbird 署名
署名が、自分のメッセージの下ではなく、全体のメッセージの一番下に入力されてしまう場合は、前項の「2‐2.署名の位置を変える」の手順に沿って、設定を変更してください。

2-4.複数の署名を切り替えて使う方法

Thunderbird では、1つのメールアドレスごとに1つの署名しか設定が出来ません。

そのため、あるメールアドレスで仕事とプライベートのメールが混在している場合、署名も「仕事用」「プライベート用」などに分けたいですよね。

Thunderbird に Signature Switch というアドオン追加すれば、複数の署名を設定して、自由に切り替え出来ます。

Thunderbird 署名

Signature Switch

1つのメールアドレスで複数の署名を使い分けることができます。
「住所や電話番号まで入れたバージョン」と、「名前だけのバージョン」などを作っておくと便利です。

◆使い方

  1. メモ帳などで各署名を作って保存しておき、アドオンマネージャで Signature Switch の「設定」をクリックし、「+新規」ボタンを押して各署名ファイルを指定します。
  2. 新規メール作成画面で、ツールバーの「編集」を右クリック→「カスタマイズ」をクリックし、「署名」ボタンをツールバーにドラッグして「完了」をクリックします。
  3. メール作成画面で、「署名」ボタンを押して、挿入したい署名を選んで挿入します。

3.まとめ

署名を設定できましたか?

署名に関する設定は、

  • 「アカウント設定」 
  • 「アカウント設定」→「編集とアドレス入力」

2箇所です。

この記事を参考に、使いやすい署名設定にしてくださいね。