新しいPCへの引っ越しやOSの再インストールなどで、Thunderbird のデータを「インポート(取り込み)」しようとしていませんか?
Thunderbird は、メール、アドレス帳、パスワード、個人設定、メールフィルタ、アドオンなど、全てのデータを簡単にエクスポート&インポートできます。
それでは、早速インポートする手順を見て行きましょう。
MozBackupを使ってインポートする方法
「MozBackup」という移行ツールを使うと、とても簡単にインポートできます。
ただし、エクスポート時にMozBackupを使った場合のみ、MozBackupでインポートできます。
MozBackupを使ったエクスポート方法は、別記事の「MozBackupを使ってエクスポートする方法」を確認してください。
1.まず、Thunderbird のデータをインポートしたいPCに、Thunderbird と MozBackup をインストールします。
- Thunderbird のインストール方法は、「Thunderbirdのダウンロード・インストール方法」を参照してください。
- MozBackup のインストール方法は、「MozBackupのインストール方法」を参照してください。
2.そして、MozBackupを起動して、「次へ」をクリックします。

3.「復元(リストア)」を選択して、「Mozilla Thunderbird」を選択し、「次へ」をクリックします。

4.「参照」をクリックし、

5. MozBackup でエクスポートしたファイルを選択し、「開く」をクリックします。

6.バックアップの際にパスワードを設定した場合は、ここでパスワードが聞かれるので入力して、「OK」をクリックします。

7.「次へ」をクリックします。

8.すると、インポートできる項目が表示されるので、すべての項目にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をクリックします。

9.「はい」をクリックします。

10.「完了」をクリックします。

これで、インポートが完了しました。
11.ちゃんとデータがインポート出来ているか確認してみましょう。
Thunderbird を開くと、このようにメールやアカウント情報、そのほかにもアドレス帳やメールフィルタも全てインポートされていました。

プロファイルを使ってインポートする方法
プロファイルのフォルダを直接インポートする方法は、別記事の「Thunderbirdのデータを復元する方法」で詳しく説明しているので参考にしてください。
まとめ
とても簡単にインポートできますよね。
ユーザー設定やアカウント設定を手動で設定しなおさず、効率よくエクスポート&インポートしましょう。