Thunderbird の「アドレス帳」を有効活用したいけど、いまいち使いこなせていないと感じていませんか?

また、

  • メール作成時にアドレス帳から宛先を選びたいのにアドレス帳が見当たらない
  • 新しい PC へのアドレス帳のデータ移行の方法が分からない

など、困っていませんか?

ここでは、「アドレス帳の基本の使い方」から「アドレス帳の活用方法」まで、初心者でも分かるようにすべてご紹介します。

1.アドレス帳の基本の使い方

ここでは、Thunderbird 初心者の方向けに、「アドレス帳の基本の使い方」をご説明します。

1-1.アドレス帳の場所

まず、基本中の基本になりますが、アドレス帳はメイン画面上部の「アドレス帳」をクリックすると、


表示できます。

1-2.記録用アドレス帳と個人用アドレス帳

アドレス帳を開くと、初期設定では、左側に「個人用アドレス帳」、「記録用アドレス帳」の2つフォルダが作成されています。

・自分が送信または返信した連絡先は自動的に「記録用アドレス帳」 に追加されます。
※受信しただけでは追加されません。

・受信メールに表示された差出人名の横にある☆をクリックすると、ワンクリックで「個人用アドレス帳」 に追加されます。

フォルダは自由に追加できるので、勤務先や友人などに分けて作成したフォルダに、「記録用アドレス帳」 と 「個人用アドレス帳」 から連絡先をドラッグして移動して管理します。

つまり、「記録用アドレス帳」 と 「個人用アドレス帳」 は、あとでフォルダ分けする連絡先の〝一時保管場所”と考えましょう。

もちろん、そこまで連絡先が多くない方は 「記録用アドレス帳」 と 「個人用アドレス帳」 だけで管理してもいいと思います。

それでは、次項でアドレス帳に連絡先を追加してみましょう。

新たなフォルダを作成する方法は、「2-1.アドレス帳のフォルダ分け」を参照してください。

1-3.アドレス帳に追加

アドレス帳に連絡先を追加する方法2つあります。

① 受信メールから追加

1つ目の方法は、受信メールの差出名の横にある「☆印のアイコン」をクリックして、ワンクリック個人用アドレス帳追加する方法です。

アドレス帳に追加されると、に変わります。

② アドレスを手入力で追加

2つ目の方法は、アドレス帳で追加したいフォルダを選択して、

新しい連絡先」をクリックし、

表示されたウィンドウで以下を入力し、「OK」をクリックすると追加されます。

ここでは、全て入力する必要は無く、登録したい項目だけ入力してください。

① 姓、名
追加する人の名前を入力します。

② 表示名
受信メールの差出人欄に表示される名前を指定できますが、①で入力した内容が反映されて自動入力されます。表示名に会社名などを追加したい方はここで追記、修正しましょう。

③ メールアドレス

④ 別のメールアドレス
PCだけでなく、携帯のメールアドレスも登録する場合などは、ここに入力しましょう。

※ 他のタブも必要に応じて入力しましょう。

1-4.アドレス帳から削除

アドレス帳から不要になった連絡先削除する方法2つあります。

② 受信メールから削除

アドレス帳に登録済みの連絡先は、「差出人横にある☆印」が黄色になっています。

をクリックして、

表示された画面で、「削除」をクリックします。

すると、このような確認画面が出るので、「OK」をクリックします。

これでアドレス帳から削除されました。

② アドレス帳から削除

削除したい連絡先の上右クリックし、表示されたメニューから「削除」を選択します。

すると、このような確認画面が出るので、「OK」をクリックします。

これでアドレス帳から削除されました。

1-5.アドレス帳の編集

連絡先の「編集、修正の方法」は2つあります。

① 受信メールから編集

アドレス帳に登録済みの連絡先は、「差出人横にある☆印」が黄色になっています。

をクリックすると、

連絡先の編集画面が開きます。ここで、以下の項目編集できます。

① 名 前
受信メールの差出人欄に表示される名前

② アドレス帳
☆印のアイコンをクリックした段階では、自動的に個人用アドレス帳に保存されますが、他のフォルダに変更したい場合は、ここで変更できます。

③ 詳細を編集
ここをクリックすると、電話番号や、2つ目のアドレスなど詳細内容を追加できます。

入力後、「完了」をクリックすると編集は完了です。

② アドレス帳で編集

アドレス帳で、編集したい連絡先をダブルクリックします。

すると、連絡先の編集画面が開くので、追記修正をして、「OK」をクリックすると、編集は完了です。

1-6.アドレス帳の検索

アドレス帳に登録している連絡先が増えてくると、目的の連絡先を見つけにくいですよね。
アドレス帳には〝検索機能”がついています。

アドレス帳で、検索したいフォルダを選択し、

右上の「検索バー」にメールアドレス名前の一部を入力すると、

その〝検索語を含む連絡先”がリストに表示されます。

検索にヒットするのは、「名前」、「よみがな」、「メールアドレス」、「表示名」のみで、それ以外はヒットしません。

1-7.アドレス帳からメール作成

アドレス帳からメールの送信先を選択し、メール作成してみましょう。

まず、アドレス帳上で、「メールを送りたい相手」を選択し、
※「Ctrl キー」を押しながら選択すると、複数の相手を一度に選択でき、複数の連絡先に一括送信する場合に便利です。

メッセージ作成」をクリックすると、

選択した連絡先が「宛先」に設定されます。

メール作成画面にアドレス帳を表示させ、そこから宛先を選択する方法は、次項の「2-3.メール作成時にアドレス帳から宛先を指定」で説明しているので参考にしてください。

2.アドレス帳の活用方法

ここまでは、アドレス帳の基本的な使い方を説明しましたが、ここからはアドレス帳を〝さらに便利に使う方法”をご紹介します。

2-1.アドレス帳のフォルダ分け

アドレス帳には、初期設定で「記録用アドレス帳」と「個人用アドレス帳」の2つが作成されています。

フォルダは、「勤務先」や「友人」などに分けて自由に追加できます。「フォルダ分け」をして、アドレス帳を管理しやすくしましょう。

まず、アドレス帳で、「ファイル」→「新規作成」→「アドレス帳」を選択します。

表示された画面で、フォルダ名を入力し、「OK」をクリックします。

これで、フォルダが追加されました。

Thunderbirdでは、フォルダ中に子フォルダを作るような階層構造は出来ません。

2-2.アドレス帳で送信先をグループ化

決まったメンバーにメールを送ることが多い方は、「送信先をグループ化する」ことをオススメします。

Thunderbirdではグループを作成して、グループを宛先に指定するだけで、そこに登録した全てのアドレス宛にメール送信できます。

詳しい手順は、別記事の「仕事の効率UP!Thunderbirdのアドレス帳で送信先をグループ化する方法」で詳しく説明しているので参考にしてください。

2-3.メール作成時にアドレス帳から宛先を指定

初期設定のままでは、メール作成画面にアドレス帳が表示されず、宛先をアドレス帳から選ぶことが出来ません。

そのため、メールアドレスを手入力するしかないのでとても面倒ですよね。

以下の方法で、メール作成画面にアドレス帳を表示させ、そこから宛先を選択できるようになります。

① メール作成画面で、「表示」→「アドレスサイドバー」を選択します。

② すると、左側に「アドレスサイドバー」が表示されます。

③ 「アドレスサイドバー」から宛先を選択するには、一番上の「アドレス帳」のプルダウンから宛先にしたい連絡先が含まれる「フォルダ」を選択し、

連絡先を選択して、「宛先に追加」をクリックすると、
※「Ctrl キー」で複数の連絡先を一気に選択できます。

宛先に追加できます。

「Cc に追加」や「Bcc に追加」も選択できます。

3.アドレス帳のバックアップ

万一パソコンが故障・紛失した時に備えてアドレス帳の〝バックアップ”をとっておくと安心です。

Thunderbird のアドレス帳は簡単にバックアップ・復元できます。

別記事の「Thunderbirdのアドレス帳をエクスポートする方法」の手順でバックアップをしてください。

バックアップしたデータの復元は、アドレス帳の「ツール」→「インポート」で出来ます。

4.アドレス帳の移行

Thunderbird のアドレス帳データは簡単に「他のメールソフト(Outlook等)」や、「他の PC 」に移行してそのまま使えます。

以下の移行方法は、別記事の「Thunderbird と Outlook 間でアドレス帳を移行する方法」で詳しく解説しているので参考にしてください。

  • Thunderbird から Outlook にアドレス帳を移行する
  • Outlook から Thunderbird にアドレス帳を移行する
  • Thunderbird から別の Thunderbird にアドレス帳を移行する

5.まとめ

疑問点は解決しましたか?

アドレス帳」はメール作成時などに毎日使う機能なので、ぜひ活用してください。