「ヨーグルトが予防にいいって本当なの?」
「自分の体に合ったヨーグルトを選びたい」

…など、妊娠中や授乳中で簡単に薬が飲めない方は、ヨーグルトをはじめ食事でのインフルエンザ予防が気になっているのではないでしょうか。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌にはたくさんの種類があり、どのヨーグルトを選ぶかによって予防の効果も少しずつ異なります。

ここではヨーグルトについて、

  • ヨーグルトがインフルエンザ予防に効く理由
  • おすすめのヨーグルト
  • 体に合ったヨーグルトの選び方

…を中心にご紹介します。乳酸菌の働きやそれぞれの特徴についても取り上げましたので、自分に合ったヨーグルトを見つけて予防習慣に取り入れてみてください。

インフルエンザの予防法については、「インフルエンザ予防9選|感染せずに冬を乗り切るための効果的な対策」の記事でご紹介しています。気になる方はチェックしてみてください。

1. インフルエンザとヨーグルト

まずはインフルエンザとヨーグルトの関係について、ご説明します。

1-1.インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。ウイルスが体内で急激に増殖するため、熱が 38 ℃以上まで一気に上がります。

インフルエンザにかかるのは、ウイルスや菌に対する体の防御機能である免疫力が低下しているためでもあります。

そのため免疫力を保つことで、インフルエンザ予防になります。免疫力を高めるのに効果的な食べ物の一つが、ヨーグルトです

予防に役立つほかの食べ物については、「インフルエンザの回復に効く食べ物10選|症状別レシピとNG食材」の記事でご紹介しています。

1-2.ヨーグルトが免疫力を高める 2 つの理由

ヨーグルトには、1 ml中に「1000 万個以上」の乳酸菌が含まれています。

乳酸菌には、

  • 腸の環境を整える
  • 悪玉菌の活動を抑制する

…といった 2 つの効果があります。

腸には免疫細胞の約 7 割が集まっているため、腸内環境が整っていると免疫機能が活発に働きます。

腸内環境を整える「善玉菌」は自然には増えないので、ヨーグルトなどから善玉菌を含む乳酸菌を摂取する必要があります

インフルエンザ,ヨーグルト  整った腸内環境とは

整った腸内環境とは、「善玉菌 > 悪玉菌」となっている状態。腸内環境を整えるには、善玉菌を増やすことが重要。

次は、おすすめのヨーグルトをご紹介します。

2.おすすめヨーグルト 8 選

一口に「乳酸菌」といっても、数多くの種類があります。そのため、体に合った乳酸菌を選ぶことが大切です。

ここからは、

  • 乳酸菌の特徴
  • 体への働き

…これらに着目し、インフルエンザ予防に効果的なヨーグルトを 8 つ紹介します。

① プロビオヨーグルト R-1(明治)

インフルエンザの抑制効果が実証済み

免疫機能を活性化させる EPS という成分を多く生成する、明治の「プロビオヨーグルト R-1」。

この EPS の働きによって、複数のヒト実験でインフルエンザの抑制効果が実証されています。適度な甘さとコクがあり、毎朝食べても飽きないおいしさです。

商品詳細

プロビオヨーグルト R-1
◆ メーカー名:明治
◆ 価格:129 円(税抜)
◆ 内容量:112 g
◆ おすすめ:風邪をひきやすい人、体力に自信のない人
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:高機能成分( EPS )を産生するブルガリア菌、甘さとコク、ハードタイプ

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② プロビオヨーグルト LG21(明治)

胃がんの原因菌を抑制する

酸味と甘さのバランスのとれた明治「プロビオヨーグルト LG21」。

LG21 乳酸菌には、胃がんの原因の一つである「ピロリ菌」の活動を抑制する働きがあります。胃がん罹患者は 40 代以上に多いことから、中高年の方におすすめのヨーグルトです。

商品詳細

明治プロビオヨーグルト LG21
◆ メーカー名:明治
◆ 価格:129 円(税抜)
◆ 内容量:112 g
◆ おすすめ:40 代以上
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:お腹の健康を考え選び抜かれた乳酸菌、酸味と甘さのバランスのとれた風味

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③ ガセリ菌 SP 株ヨーグルト(雪印メグミルク)

内臓脂肪を減らすのに働く乳酸菌

砂糖不使用ですっきりした味わいの雪印メグミルク「ガセリ菌 SP 株ヨーグルト」。

ガセリ菌 SP 株は、元々ヒトの腸に存在する乳酸菌で、生きたまま腸に届くだけでなく長く腸に留まるのが特徴です。また、内臓脂肪を減少させる効果が実証されています。

商品詳細

ガセリ菌 SP 株ヨーグルト
◆ メーカー名:雪印メグミルク
◆ 価格:105 円(税抜)
◆ 内容量:100 g
◆ おすすめ:カロリーが気になる人、内臓脂肪が気になる人
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:脂肪ゼロ・砂糖不使用、すっきりした味わい、機能性表示食品

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④ BIO(ダノン)

お通じの改善にピッタリ

酸味が少なくお腹にもやさしい、ダノンの「BIO プレーン」。

配合されている BE80 菌は、お腹の張りやゴロゴロ感などの不調を和らげます。メーカーの調査によると、摂取後に食べ物の腸管通過時間が短縮する(=お通じが良くなる)ことが証明されています。

商品詳細

BIO
◆ メーカー名:ダノンジャパン
◆ 価格:198 円(税抜)
◆ 内容量:300 g (75g x 4カップ)
◆ おすすめ:便秘ぎみの人
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:高生存の乳酸菌、酸味が少ない、機能性表示食品

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⑤ ブルガリアヨーグルト LB81(明治)

腸のバリア機能を高めることが判明

さわやかな酸味とコクがある明治の「ブルガリアヨーグルト」。

配合されているのは、古くからヨーグルト作りに使われてきた乳酸菌。整腸作用に優れていることに加え、腸のバリア機能を高める抗菌ペプチドの発現を高める働きがあることが分かっています。

商品詳細

明治ブルガリアヨーグルト LB81
◆ メーカー名:明治
◆ 価格:260 円(税抜)
◆ 内容量:450 g
◆ おすすめ:風邪をひきやすい人、お腹の調子が悪い人
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:まろやか、なめらかなおいしさ、さわやかな酸味とコク

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⑥ ナチュレ恵(雪印メグミルク)

異なる働きの乳酸菌をダブルで配合

日本人のお腹に合わせて開発された、雪印メグミルクの「ナチュレ恵」。

  • ガセリ菌 SP 株
  • ビフィズス菌 SP 株

…の 2 つの乳酸菌を配合しています。これは、小腸と大腸の異なる働きを考えた配合でもあり、腸内環境の改善に役立ちます。

商品詳細

ナチュレ恵
◆ メーカー名:雪印メグミルク
◆ 価格:240 円(税抜)
◆ 内容量:400 g
◆ おすすめ:お腹をこわしやすい人、ご高齢の人
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:2 種類の乳酸菌配合、マイルドな酸味、特定保健用食品(トクホ)

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⑦ 植物性乳酸菌ラブレ(カゴメ)

漬物や味噌にも使われる乳酸菌を配合

植物性乳酸菌で腸にとてもやさしい、カゴメの「植物性乳酸菌ラブレ」。

ラブレ菌は漬物や味噌などに用いられる植物性の乳酸菌で、日本人の体質と相性が良いのが特徴です。

商品詳細

植物性乳酸菌ラブレ
◆ メーカー名:カゴメ
◆ 内容量:80 ml × 3 本
◆ 価格:176 円(税抜)
◆ おすすめ:油っこい食事が苦手な人、ご高齢の人
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:植物性乳酸菌、砂糖不使用、スッキリした味わい

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⑧ NEW ヤクルト(ヤクルト)

 

200 億個の乳酸菌を一本に凝縮

予防医学にいち早く着目して商品化された乳酸菌飲料「ヤクルト」。

悪玉菌を減らす働きのある乳酸菌「ラクトバチルス カゼイシロタ株」を配合。飲み切りタイプで毎日の食生活に取り入れやすい商品です。

商品詳細

NEW ヤクルト
◆ メーカー名:ヤクルト
◆ 価格:200 円(税抜)
◆ 内容量:65 ml × 5 本
◆ おすすめ:便秘ぎみの人
◆ 買える場所:スーパー、コンビニ、通販
◆ 特徴:飲み切りタイプ、酸味が少ない、特定保健用食品(トクホ)

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3.予防に効果的な摂取量と期間

ここからは、ヨーグルトでインフルエンザを予防するために、

  • 食べる量
  • 続ける期間

などをご紹介します。

3-1.食べる量

1 日のヨーグルトの摂取量は、100 g がおすすめです。これは市販のヨーグルト「1 カップ分」に相当するため、無理なく食べきれる量です。

冷やしすぎや食べすぎはお腹の不調をまねくため、適度な量を常温で食べると良いでしょう。

ヨーグルトと一緒に、

  • バナナ
  • ハチミツ
  • シリアル

…といった食材を食べることで、さらに高い予防効果が期待できます。

インフルエンザ,ヨーグルト  どの時間帯に食べても OK

ヨーグルトを食べる時間帯は、朝・昼・夜・間食のいつでも良い。重要なのは、毎日続けること。

3-2.続けた方が良い期間

腸内環境は、日々のちょっとしたストレスや疲れ、食事で崩れやすいものです。

そのため短期間に大量に食べるのではなく、継続することが大切。インフルエンザに気を付けたい期間はできれば毎日、食べることをおすすめします。

インフルエンザ,ヨーグルト  赤ちゃんも食べられるヨーグルト

ヨーグルトは、生後 5~6 か月(離乳食初期)から OK。離乳食のメニューに加えるのがおすすめ。

4.まとめ

インフルエンザ予防に効果的なヨーグルトのポイントは、次の 2 つです。

  • 自分に合った乳酸菌を選ぶこと
  • 毎日 1 カップを目安に食べ続けること

乳酸菌で腸内環境を整えることは、インフルエンザだけでなくさまざまな病気を予防するうえでも大切です。

この機会に、ヨーグルトを日々の習慣に取り入れてみてください。

◆ 参考文献