GIMP

GIMP で画像を回転する方法と3つの小ワザ

水平に撮れなかった写真の角度を変えたり、イラストの角度を変えたり、「回転」 は知っておきたい加工方法の1つですよね。

GIMPはとても高機能で、回転ツールを使うと簡単に回転できます。

本日は、

  • レイヤーの画像を回転する
  • 複数のレイヤーを一度に回転する
  • 画像全体を回転する
  • 選択範囲のみ回転する

などの様々な回転方法と、「15度単位で回転する」 などの知っていると便利な回転のワザをご紹介します。

初心者にも分かるように説明しますので、是非手順に沿って試してみてください。

回転する方法

レイヤーの画像を回転する

この画像の右の犬のレイヤーを回転します。

1.  回転したいレイヤーを選択します。

2.  ツールボックスで 「回転ツール」を選択し、表示されたツールオプションの変形対象の項目で 「レイヤー」 を選択します。

3.  画像上をクリックすると、選択したレイヤーに網目がかかり、回転ウィンドウが表示されます。

4.  回転角度を決めます。

・回転角度が決まっている場合は、回転ウィンドウの角度に数値を入力し、「回転」 をクリックします。

・見た目で回転角度を決める場合は画像上で回転したい方向にドラッグし、「回転」 をクリックします。

5.  これで、回転できました。

複数のレイヤーを一度に回転する

複数のレイヤーを一度に回転させたいときに、レイヤーを一つずつを回転させると時間がかかりますよね。

そこで、レイヤーグループを作成すれば複数のレイヤーを一度に回転できます。

例えば、全てのレイヤーを1つのレイヤーグループにすると、画像全体を一度に回転させることも出来ます。

1.   レイヤーダイアログの 「新しいレイヤーグループを追加」 をクリックします。

2.  すると、レイヤーグループが作成されます。

3.  回転したいレイヤーをレイヤーグループの上までドラッグして、離します。

4.  すると、レイヤーグループにレイヤーが追加されました。

5.  続けて、他に回転させたいレイヤーを 3 と同じ手順で追加していきます。

6.  回転したいレイヤーをレイヤーグループに追加できたら、「レイヤーグループ」 を選択し、「回転ツール」を選択します。

7.  画像上をクリックすると網目と、回転ウィンドウが表示されます。

8.  回転角度を決めます。

回転角度が決まっている場合は、回転ウィンドウの角度に数値を入力し、「回転」 をクリックします。

見た目で回転角度を決める場合は画像上で回転したい方向にドラッグし、「回転」 をクリックします。

9.  これで複数のレイヤーが一度に回転できました。

※補足 : 回転の操作で、画像がキャンバスをはみ出た時にキャンバスを広げる方法は、「2-3.  回転で画像がキャンバスをはみ出た時にキャンバスを広げる」 を参考にしてください。

画像全体を回転する

一部のレイヤーだけでなく、画像全体を回転できます。

ちょっとだけ回転させたい場合は、前項の 「1-2. 複数のレイヤーを一度に回転する」 が便利ですが、回転角度が90度や180度の場合は、こちらの方法が便利です。

1.  「画像」→ 「変形」 から、回転方法を選択すると、画像全体が回転します。

選択範囲のみ回転する

一部分だけ回転させたい場合は、この方法を使いましょう。

1.  回転したい範囲を  などの選択ツールで選択します。

2.  今選択した範囲が含まれるレイヤーを選択します。

3.  ツールボックスで「回転ツール」選択し、選択した範囲をクリックすると、網目と回転ウィンドウが表示されます

4.  回転角度を決めます。

回転角度が決まっている場合は、回転ウィンドウの角度に数値を入力し、「回転」 をクリックします。

5.  「フローティング選択範囲」 という新しいレイヤーが作成されますので、「移動ツール」を選択し、選択範囲外をクリックします。すると、選択範囲は解除されフローティング選択範囲のレイヤーはなくなります。

6.  これで、選択範囲が回転できました。

知っていると便利なワザ

回転の原点を変更する

回転の原点は中央に設定されますが、変更できます。

1. 「 回転ツール」を選択し、画像上をクリックすると、レイヤー画像の中心に回転の原点マークが表示されます。

2.  この原点マークをドラッグすると原点が移動できます。

※補足:回転ウィンドウの 「中心座標X」 「中心座標Y」 に位置を入力しても移動できます。

3.  試しに画像上で回転したい方向にドラッグすると、位置を変更した原点を中心に回転します。

15度単位で回転する

画面上で角度を確認しながら回転したいときに、少しずれてしまったりして、なかなかピッタリと回転できないですよね。

そんな時に、「Ctrl キー」 を押しながらドラッグして回転すると15度ずつ角度が固定されて回転できます。

回転で画像がキャンバスをはみ出た時にキャンバスを広げる

回転操作で、下図のように画像がキャンバスをはみ出ることがあります。

その場合は、「画像」 → 「キャンバスをレイヤーに合わせる」 を選択すると、レイヤー全体が見えるようになります。

まとめ

いかがでしたか?

回転を使って、見栄えの良い画像を作りましょう。

これからもいろいろなGIMPのワザを紹介していくので楽しみにしていてください。