GIMPで直線を引こうとしたら、直線ツールが見当たらなくて困っていませんか?
GIMPにも、直線を引く機能が付いていますので、ご説明します。
とても簡単にできますので、早速実践してみましょう。
GIMPで直線を引く方法
GIMPで直線を引く時は、「鉛筆ツール」と「ブラシツール」を使います。
「鉛筆ツール」で書くと、鉛筆のように固い線が書け、「ブラシツール」で書くとブラシで書いたように縁がぼやけた滑らかな線が書けます。
このように線の質感が違うだけで、どちらも直線を引く方法は全く同じなので、好みのツールを使ってください。
ここでは、鉛筆ツールを使って説明します。
まず、「鉛筆ツール」をクリックします。

※補足:「ブラシツール」を使う場合は、下図のように、ここで「鉛筆ツール」ではなく、「ブラシツール」を選択してください。その後の手順は鉛筆ツールと同じです。

次に、直線を書き始めたいところで、1回クリックします。

次に、「Shift キー」を押します。「Shift キー」を押したまま直線を引きたい方向へマウスを動かします。
「Shift キー」を押している間は直線のガイド線が表示されますので、方向などを調整しましょう。

そして、直線の終点に来たら、1回クリックします。

これで、直線が引けました。
次に、直線を引く時に便利な機能をご紹介します。
直線の角度を15度ずつ固定する方法
水平、垂直に線が引きたくても、少し角度がズレてしまったりして、なかなかピッタリと引けないですよね。
そんな時に、15度ずつ正確に角度を固定することができます。
「Shift キー」を押したまま、続けて「Ctrl キー」を押します。

そして、「Shift キー」と「Ctrl キー」を押したまま角度をずらしていくと、15度ずつ角度が固定されて移動ができます。

直線機能が使えるツール
ブラシツールや鉛筆ツールも含め以下の8個のツールで「Shift キー」で直線機能が使えます。

まとめ
ブラシツールや鉛筆ツール以外にも直線機能は使えますので、直線=Shiftと覚えておきましょう。
直線をマスターしたら他のテクニックもどんどん覚えていきましょう!