WinSCP 5.5の使い方

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WinSCP使い方突然、WinSCPで作業する必要が出てきて、使い方が分からずに困っていませんか?

WinSCPは上司に急に使えと言われたりして、インストールや使い方に困ったという方も多でしょう。

また、古いバージョンを使っていたけど、バージョンアップで画面の見た目が変わってしまって戸惑っている方もいると思います。

今回は、最新版(2014/2/27 時点)のWinSCP 5.5 の使い方を1からご紹介します。

これを見れば、「起動方法」から「サーバーへのアップロード方法」まで、WinSCP 5.5 の使い方が全て分かります。

古いバージョン(WinSCP 5.1)を使い続けている方は、別記事の「WinSCP 5.1の使い方」で古いバージョンの使い方を説明しているので参考にしてください。

WinSCPの使い方マニュアル 目次

※項目をクリックすると該当箇所へ飛ぶことができます。

1.WinSCPのインストール

まずインストール方法ですが、別記事の「迷わずできる!WinSCP 5.5日本語版のダウンロードとインストール方法」で説明しているので、参考にしてください。(WinSCP 5.5を日本語化する方法も解説しています)

2.インストールが完了したら起動する

インストールが完了したらスタートボタンからWinSCPを起動します。

見つからない時は、検索窓に「WinSCP」と入力すると出てきます。

WinSCPの使い方

起動すると、ログイン画面が立ち上がります。

3.WinSCPにログインする

3−1.必要項目を入力する

WinSCPにログインするためには、赤枠で囲った2つの部分に情報を入力する必要があります。

winscp使い方

ファイルプロトコル(FTP/SFTP/SCPから選択)

FTP/SFTP/SCPは通信プロトコルといい、接続しようとしているサーバーの仕様によって変わってきます。
分からない場合や、仕事を引き継がれた場合は、サーバー管理者に 、FTP、SFTP、SCPのどれで接続すれば良いかを聞いて確認しましょう。

ホスト名

サーバーのURLと同一のものを入力することが多いです。わからない場合、サーバー管理者に聞いてください。
ホスト名とは127.0.0.1のようなIPアドレスであったり、 www.example.comのようなドメインです。

ポート番号

初期設定の状態ではFTPは21番、SFTP/SCPは22番ですが、変更されている場合も多いので、サーバー管理者に聞いてみましょう。

ユーザー名

サーバーに作成しているユーザー名です。どのユーザーでログインするのか、サーバー管理者に聞いてください。

パスワード

作成したユーザーに対応するパスワードを入れます。こちらもユーザー名と一緒にサーバー管理者に聞いてみましょう。
ただ、「秘密鍵」というものがある場合は、この欄への入力は不要なので、 サーバー管理者に認証方法が鍵認証なのかパスワード認証なのかを確認し、以下の対応をしましょう。

・パスワード認証の場合
秘密鍵は不要です。 パスワードを教えてもらい入力しましょう。

・鍵認証の場合
パスワードは不要です。秘密鍵をもらいましょう。
また、秘密鍵に はパスフレーズ(秘密鍵のパスワード)も設定されている場合がある ので設定されているかサーバー管理者に確認しましょう。
※ 秘密鍵でのログイン方法は別記事で詳しく説明しているので 「WinSCPの秘密鍵の疑問をすべて解決:秘密鍵とは?/鍵の作り方 : 秘密鍵の使い方」  を参考にしてください。

・「新しく設定するから秘密鍵を作って」と言われてしまった場合
別記事の 「WinSCPの秘密鍵の疑問をすべて解決:秘密鍵とは?/鍵の作り方 : 秘密鍵の作り方」 を参考に秘密鍵を作成してください。

※以前に、ログイン情報を保存したことがある場合は、画面左側に保存されたサーバーが表示されます。
ログインしたいサーバーを選択して「ログイン」をクリックしてください。

WinSCP使い方
もし、まだ接続したことのないサーバーにログインしたい場合は、「New Site」をクリックして、上記の必要項目の入力を行ってください。

WinSCP使い方

3−2. 必要項目を入力したらログイン情報を保存しておく

ログイン情報を「保存」しておくと、今後同じサーバーに接続するときに、都度情報を入力しなくてよいので楽になります。

まず、「保存(s)」ボタンをクリックします。

WinSCP使い方

次に表示される画面で、以下を入力して、「OK」をクリックし、保存します。

WinSCP使い方

セッションの保存名

名前は変えなくても、自分なりに名前を付けなおしても構いません。後で見てわかればOKで す。
ここでは仮に「example」とします。

Folder

セッションをフォルダ分けして保存したい場合は、ここにフォルダ名を入力すると新規フォルダが作成され、そのフォルダ内にセッションが保存されます。既に作成したフォルダがある場合はプルダウンから、セッションを保存したいフォルダを選択します。
特にフォルダ分けしない場合は、のままでOKです。

パスワードを保存

パスワードを保存したい場合はチェックを入れます。

パスワードは、セキュリティ向上のために保存せず、接続の都度入力することをオススメします。
ただ、複数のサイトを管理していて、複数のパスワードを覚えておくのが大変な場合は、ここでパスワードを保存し、マスターパスワードの設定をすると、どのセッションでもマスターパスワードを入力するだけでサーバーに接続できます。
マスターパスワードの設定方法は別記事の「マスターパスワードの設定方法」で詳しく説明しているので参考にしてください。

Create desktop shortcut

デスクトップにこのセッションのショートカットアイコンを作成したい場合はチェックを入れます。

これで初期設定は終了です。

これで次回からパスワードを入力するだけで、ログインできます。

4.WinSCPに接続する

では実際に接続してみましょう。

さっき保存した「example」の情報が表示されるので、「ログイン」をクリックします。

WinSCP使い方

サーバーのホスト鍵がWinSCPに未登録の場合、この画面が表示されます。接続するサーバーに間違いがないことを確認し、「はい」をクリックします。

WinSCP使い方

サーバーのホスト鍵の仕組みについて詳しく知りたい場合、「sshの仕組み」で詳しく書かれているので、参考にしてみてください。

すると、パスワードを求められるので入力し、「OK」をクリックしましょう。

WinSCP使い方

以上で、サーバーに接続することができます。

5.WinSCPの画面の見方

接続すると、以下のような画面が立ち上がります。

WinSCP使い方

左が手元のPC、右がサーバーです。

その上の、青い四角で囲っている部分に、今表示されているフォルダの場所が表示されています。

アップロード先のフォルダや、アップロードしたいファイルが、ほかのフォルダに格納されている場合は、青い四角で囲った部分をダブルクリックして、「参照」からお目当てのフォルダやファイルを探して選択しましょう。

6.WinSCPで出来ることとやり方

WinSCPでできることは4つです。

      • 手元のPCとサーバー間でファイルを「コピー」する
      • 手元のPCとサーバー間でファイルを「移動」する
      • PC、サーバーのファイルを「削除」する
      • PC、サーバーのファイルを「編集」する

簡潔に言えば、WinSCPを使うことで、サーバーのファイル(右側)を自由自在にいじることができます。 ではひとつずつご説明しましょう。

6−1.手元のPCからサーバーへのファイルコピー

操作はとても簡単で、操作したいファイルをドラッグアンドドロップするだけです。

例として「local-example-file1」を手元のPCからサーバーにコピーしてみます。

まず、左の枠から転送したいファイルをドラッグし、右の枠で離します。

WinSCP使い方

確認画面が表示されるので、「OK」をクリックします。

WinSCP使い方

確認画面を表示されないようにしたい場合は、別記事の「WinSCPの環境設定:確認ダイアログ」に沿って設定をすれば、表示されなくなります。

すると自動的にコピーした「local-example-file1」が右枠リストに追加されます。

WinSCP使い方

その逆も同様で、サーバー上のファイルを、あなたのPC上にコピーすることもできます。

またファイルは複数選択でき、フォルダもファイル同様に扱えます。サーバーからPCへファイルをコピーすることでサーバーのバックアップを行うことも可能です。

6−2.手元のPCからサーバーへのファイル移動

「コピー」だとコピー元のファイルが残りますが、「移動」はコピー元のファイルが残りません。

それでは、方法をお伝えします。

まず、移動したいファイル(local-example-file1)を選択し、「移動アイコンWinSCP使い方」をクリックします 。

WinSCP使い方

確認画面が表示されるので、「OK」をクリックします。

WinSCP使い方

確認画面を表示されないようにしたい場合は、別記事の「WinSCPの環境設定:確認ダイアログ」に沿って設定をすれば、表示されなくなります。

すると、手元のPCにはファイルが残らず、サーバーに移動できました。

WinSCP使い方

6−3.ファイルの削除

消したいファイルを選択し、「削除アイコンWinSCP使い方」を選択します。

WinSCP使い方

確認画面が表示されるので、「OK」を選択すると削除されます。

※一度削除したファイルは二度と復元できませんので十分注意してください。

WinSCP使い方

確認画面を表示されないようにしたい場合は、別記事の「WinSCPの環境設定:確認ダイアログ」に沿って設定をすれば、表示されなくなります。

6ー4.ファイルを編集する

編集したいファイルをダブルクリックし、編集する。

WinSCP使い方

編集後に、「保存」をクリックするとファイルが更新されます。

WinSCPの使い方

6-5.各ボタンの説明

WinSCPでは、様々な作業がボタンクリックのみで実行できるようになっています。

ここでは、各ボタンの内容を一覧にまとめています。

是非参考にしてください。

WinSCPの使い方

※非表示のボタンを表示する方法

ツールバー上で右クリックしてチェックが入っていない項目にチェックを入れると、非表示になっていたボタンが表示されるようになります。

WinSCPの使い方

7.WinSCPを終了する

作業が終わったらそのまま画面右上の「×」で閉じます。

WinSCP使い方

「OK」を選びます。 これで、切断されWinSCPが終了されます。

WinSCP使い方

8.WinSCPで良くある3つのエラー

①ホストが存在しないと表示される

WinSCPの使い方

ホスト名を間違えていませんか?

②リモートへのファイルのコピーに失敗と表示される

WinSCP使い方

サーバー側の権限があなたに与えられていない可能性がありますので、サーバー管理者に権限を修正してもらってください。

③ディレクトリへの移動のエラーと表示される

WinSCP使い方

サーバー側の権限があなたに与えられていない可能性がありますので、サーバー管理者に権限を修正してもらってください。

英語が得意な方はWinSCP.net(英語サイト)にエラー例がまとまっています。

まとめ

ここでは、基本のWinSCPの使い方をご紹介しました。

WinSCPは、基本さえ身につけてしまえば、サイトのアップロードが格段に楽になるし、効率的にサイト運営が行えるようになります。

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